
糸島は地元の福岡でも人気のスポットです。
特に「桜井二見ヶ浦」(通称「二見ヶ浦」)は、日本の渚百選・日本の夕日百選にも選ばれた場所で、砂浜にある鳥居と大しめ縄によって結ばれた二つの巨岩(夫婦岩)から見える夕陽は人気があります。
え?糸島でレンタサイクルなんかあるの?
正直そう思いました(笑)
何せ車だと20分位で行ける場所に住んでいますので、正直、近過ぎてレンタサイクルなんか借りた事もありませんし、灯台下暗しでした。
へ??何処?何処?と言う感じで、色々調べてみると確かに自分も行った事がある場所で、自転車で訪ねても楽しい場所はあるよね、という事で今回紹介させて頂きます。
現地に行った時、より一層旅行を楽しむために、ガイドブックを1冊だけでも持っておくといいですよ!
特に電子書籍版だと、荷物も増えなくて、スマホ1台で完結しちゃいます。
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目次
糸島で自転車をレンタルするならココがおすすめ
実は、糸島地区のレンタサイクルに関しては糸島市観光協会のホームページ「いこいこ糸島」(http://www.itoshima-kanko.net/)を見て下さい、以上!で終わってしまいます(笑)
正直、ここに全てが書かれていますので敢えて紹介する事も無いのですが、それでは記事になりませんので、地元民ならではの感想やプチ情報含めて紹介したいと思います。
①糸島のレンタサイクルの貸出場所
先ず、レンタサイクルの貸出場所は以下の3ヶ所となります。
- JR筑前前原駅(北口)前の「糸島市観光協会」
- 野北バス停前の「ハニー珈琲 糸島店」
- 芥屋バス停から徒歩約10分の「糸島ピクニックヴィレッジ」
糸島市観光協会 | ハニー珈琲 糸島店 | 糸島ピクニックヴィレッジ | |
貸出時間 | 9時~15時 | 10時~15時 | 11時~15時 |
返却時間 | 17時 | 17時 | 17時 |
自転車 | 電動アシスト 8台 クロスバイク 5台 |
電動アシスト 2台 クロスバイク 3台 |
電動アシスト 2台 クロスバイク 3台 |
レンタサイクルと言ってもママチャリではなく「電動アシスト自転車」と「クロスバイク」です。
アシスト自転車でも全て40キロ走行出来るタイプなので、長距離移動にも対応しています。
但し、台数が少ないので注意が必要です。
予約も対応していますが、予約は平日のみで11時までに来られる人に限られています。
土日は先着順となりますので、利用するなら平日がおすすめですね。
料金は全て同じで
時間・・・500円
半日(4時間)・・・800円
1日・・・1,200円
延長(1時間)・・・200円
というシステムで、身分証明書や緊急時に連絡が取れるスマホを持っている事が必要となります。
②自転車のレンタルは「ハニー珈琲 糸島店」がオススメ
先ほど紹介したレンタサイクルで一番手早く借りれるのはJR「筑前前原」駅前の「糸島観光協会」です。
ただし、海岸線まで出る為には10キロ以上あって、乗り捨て等は出来ません。
往復20キロ走れるか、というところでしょう。
「ハニー珈琲 糸島店」と「糸島ピクニックヴィレッジ」ですが、こちらはどちらも海岸線付近の場所となります。
ここまでの移動手段はJR今宿駅やJR筑前前原駅から昭和バスでの移動となります。
「ハニー珈琲 糸島店」は野北、「糸島ピクニックヴィレッジ」は芥屋が最寄りのバス停となります。
「糸島ピクニックヴィレッジ」はJR「筑前前原」駅から行ける便は往復1日1本しか走っていませんのでナシです(笑)。
断然、「ハニー珈琲 糸島店」をオススメします。
「ハニー珈琲 糸島店」の場合は1日に片道で5~6便は走っていて、例えば、筑前前原駅を9時55分に出るバスに乗れば、「野北」へ10時24分に到着しますので、開店時間です。(※土日はダイヤが異なります。)
そこで借りれば、海岸線を芥屋からまでは「志摩サンセットロード」を経由して約12キロで、名所「芥屋の大門」や手作りの塩を作っている「またいちの塩製塩所 工房とったん」、手作り石鹸を作っている「海辺の無添加手作り石けん工房 暇楽」等を訪ねる事が出来ます。
福岡県糸島市のまたいちの塩 製塩所 工房とったんのプリン🍮✨
海を眺めながらいただくプリンは塩味がきいていて美味しかったです😊💕#プリン #スィーツ #福岡県#糸島市 #工房とったん pic.twitter.com/wK6SmWaFM7— 🍀さんぽ日記🍀 (@sanpodiary) May 3, 2019
「野北」は糸島の海岸線のおおよそ真ん中付近ですので、逆方向の「二見ヶ浦」方面を走るのも良いですね。
こちらは「二見ヶ浦」までは5キロ程度ですので、ちょっとサイクリングを楽しんで「二見ヶ浦」にあるカフェやレストランへ入ってゆっくり過ごすのも良いですが、こちらの方は海岸線もやや車が多いので走行に気を付けた方が良いでしょう。
【地元民おすすめ】糸島を自転車で周るならこのルート
実は、糸島市観光協会のページには筑前前原駅を起点としたモデルコースが紹介されています。
こちらは全周で27キロのコースで各地点からの距離やおおよその時間も紹介されているので便利です。
モデルコースは比較的交通量が少ないルートの様ですし、適度に立ち寄りポイントも記載されていますので、一度見てみて下さい。
この中ではやはり「芥屋の大門」の海岸線や「幣の浜」の海岸線がビューポイントとなるでしょう。
地元民の私のおすすめは、「野北」を起点としたコース
モデルコースの場合は筑前前原駅から移動の為に片道で1時間弱は掛かっていますし、この間のルートは正直単なる田舎の風景しかありません。
また、返却時間が17時までですので、筑前前原駅まで17時に帰る必要があります。
ですので、私は「野北」を起点としたコースを強くおすすめします。
レンタサイクルのある「ハニー珈琲 糸島店」であれば、野北を17時の便がありますので、現地でギリギリ楽しめます。
モデルコースでは時間と距離的に行けない場所、例えば、先ほど紹介した店がある「芥屋の裏側(福の浦)」や「二見ヶ浦」も行くことができます。
この辺りは「志摩サンセットロード」と呼ばれる夕陽の綺麗な場所で、返却時間を考えると少し難しいかもしれませんが、「福の浦」は地元でも有名な夕陽の見える海岸となっていてドライブコースにもなっています。
糸島の自転車一周は約2時間!ふらっと寄るならココがおすすめ
先ほど紹介したモデルコースを調べると時速5キロで計算して走行だけで約2時間はかかります。
これに休憩や立ち寄り時間を含めるとこの倍以上は見た方が良いと思いますので、5時間と言うところでしょうか。
糸島は最初に書いた様に、新しい飲食店がどんどん出来ていているのも魅力の一つですし、サイクリングの場合は散歩をしている様にフラっと立ち寄れるのが魅力ですね。
ここでは地元で人気の店等や昔から人気の店で個人的におすすめの店を幾つか紹介します。
①サンセット;古くから営業している老舗カフェ
オーシャンビューのテラス席があるリゾート風でリラックスした無国籍レストランです。
グリル、カレー、ピザやパスタなどを提供していますが、土日はいつ来ても駐車場が一杯で中々入ることが出来ないので1度来た事があるか無いかという店です。
「サンセット」は糸島の人気スポット「二見ヶ浦」で古くから営業している老舗カフェで、昔はこの店くらいしか無かったのですが、糸島の海岸カフェの象徴の様な店ですね。
この店のオーナーが中心となって「芥屋」海岸で「サンセットライブ」というライブも開催されています。
糸島のSunset Cafeにお邪魔しましてランチを頂きました。
海を見てると9月のサンセットを思い出します。
楽しかったなぁー。今日はあの日を越えるようなライブしますね!
キースフラックでワンマンライブ!
攻め攻めで行きますよ! pic.twitter.com/GADRSzMs2H— ADAM at (@ADAMat1026) November 11, 2016
②西の浦イカ活造り 波平;イカの活き造りが食べられる
ここで、敢えての和食ですが、知る人ぞ知る、「二見ヶ浦」でイカの活き造りが食べられる店です。
広い駐車場があるエリアに幾つか店があるのですが、その中の一つです。
お洒落なカフェは何処でもありますが、活きイカは何処でも食べられません。
福岡だと宗像の神湊や佐賀県の呼子が有名ですが、市内でも何処でも食べられると言う訳ではありませんし、糸島で透き通ってコリコリした新鮮なイカを食べられると言うのはやや驚きです。
今日の昼ごはん。
糸島二見ヶ浦の「西の浦イカ活造り 波平」でイカの活造り定食とイカ丼。
イカの活造りは残りを天ぷらにしてくれる。
新鮮で透きとおったイカ。
店は海沿いにあって眺めもよかった。#昼ごはん #イカ pic.twitter.com/hCqiZzFAxq— 古島蟻雄 (@ariofurushima) April 29, 2019
③カレント;サーファーに人気でモーニングも食べられる
「サンセット」とは姉妹店となる様ですが、こちらは「野北」にあります。
ベーカリーを併設するリゾート風のスタイリッシュな店内で「イタリアン」が食べられます。
の海岸は良い波があるのか(私はやらないので知りませんが)サーファーも多く、朝早いサーファーの為だと思いますが、モーニングも出している様です。
サンセットからカレントへ。王道のThe 糸島。 pic.twitter.com/NmcVVTObOI
— yunny改めぶぅタソ🐷⇒🐗 (@yunny_i) August 12, 2019
④杉能舎;日本酒や地ビールが大人気
「筑前前原駅」から海岸線までの途中にありますが、元々日本酒や地ビールを作っている酒蔵で、日本酒や地ビールも大人気です。
私も良く御中元や御歳暮で利用させて頂いてますが、「九州大学」と共同で開発した「九州大吟醸」や「いとしまっこり(マッコリ)」等、ツッコミたくなる様な名前の美味しい酒類や地ビールを作ってるので御土産にも向ています。
他にも大吟醸の酒粕を使用した「酒粕ベーグル」や、杉能舎ビールの生酵母でつくる「地ビールパン」、丹念に作り上げたカレーに隠し味として酒粕を入れた「酒蔵カレー」などを食べることが出来ます。
まあ、自転車も飲酒運転はダメなんですが、立ち寄りポイントとしてはおすすめで発送も対応しています。
糸島の浜地酒造、杉能舎。冷えた地ビール🍻娘と二人で焼き肉乾杯しました。幸せでした☺私だけ🎵。全国配送してますよ❗ pic.twitter.com/opn46WLArH
— テル (@kanaugadake48) August 6, 2016
⑤農家レストラン雛游庵;鳥刺しやタタキが絶品
「すうゆうあん」と読みますが、やはり「前原」から海岸線までの間にあります。
やや分かり難い場所ですので車よりも自転車の方が分かりやすいかもしれませんね。
こちらも古くからある「古民家」レストランで、農家を食事の場所に改造しているのですが、納屋だったのだろうと思われる個室もありますので、平日に予約すれば入れるかもしれません。
こちらのおすすめは何より「鶏料理」で「農家レストラン」とある様に養鶏もやっている農家が、食材は野菜から米、鶏を含めて殆ど自前で提供しています。
鶏肉は肉専用種を、自店で提供する料理の分だけを飼育していいます。
通常の養鶏の場合は、コスト面で採算が合わなくなるため長くても90日間飼育されて出荷されますが、雛游庵の場合は油がのって鶏本来の味がでるまで長期飼育されていますので、鳥刺しやタタキは絶品です。
その他、唐揚げ、チキン南蛮等鶏好きには見逃せません。
糸島の農家料理 雛游庵(すうゆうあん) https://t.co/6awIMGaoJy 糸島で採れた野菜や鶏肉。とっても美味しかったです。(*^_^*) #itoshima #fukuoka #糸島 #福岡 pic.twitter.com/VppHgMehA5
— 泡盛マイスター (@awamorimeister) August 30, 2016
②西の浦イカ活造り 波平;イカの活き造りが食べられる
③カレント;サーファーに人気でモーニングも食べられる
④杉能舎;日本酒や地ビールが大人気
⑤農家レストラン雛游庵;鳥刺しやタタキが絶品
糸島は地元の素材を活かした美味しいお店がたくさんあります。
ここでは紹介しきれなかったオススメのお店はまだまだあります。
糸島専用のガイドブックもありますので、活用してみるのもおすすめですよ。
地元の人に聞いたおすすめスポットなど糸島のすべてが載っている!
まとめ;自転車のレンタルは「ハニー珈琲 糸島店」で「野北」起点のコースがおすすめ
この記事では、糸島での自転車のレンタルと楽しみ方について解説しました。
最後に重要なポイントを箇条書きで紹介しましょう。
・JR筑前前原駅(北口)前の「糸島市観光協会」
・野北バス停前の「ハニー珈琲 糸島店」
・芥屋バス停から徒歩約10分の「糸島ピクニックヴィレッジ」「芥屋の裏側(福の浦)」や「二見ヶ浦」に行くなら「ハニー珈琲 糸島店」がオススメ地元の食材を活かした美味しいお店が多い
正直、地元の感覚だと「糸島なんか自転車で行っても楽しめないでしょ」と最初は思っていましたが、調べてみると意外に行けますね。
それも電動アシスト自転車やクロスバイクをレンタルしてくれるなんて、貸す方もちゃんと分かってます(笑)。
1日借りても1,200円ですし、普段、車で通過すると見逃してしまう様なお店へ立ち寄れそうなので、そのうち自分もレンタルして走ってみようかと思います。
モデルコースを全部回らなくとも、ちょっと自転車で走って楽しむと言う意味では他にも、紹介してなかった温泉「伊都のゆどころ」では温泉に入って食事も楽しめます(この食事も中々美味しい)。
自転車で走るのは寒いかもしれませんが、12月から加布里地区等は「焼き牡蠣」が食べられて3月くらいまで楽しめます。
運良く天気の良い暖かい日であれば、筑前前原駅から加布里までは5キロくらいですから、電動アシスト自転車なら充分走れますし、梅で有名な「小富士梅林」も近くにあるので合わせて梅も楽しめます。
普段自転車に乗っている人であればある程度距離感は想定はつくと思いますが、無理しない事と事故が無い様に気を付けて糸島で自転車の小旅行を楽しんで下さい。
糸島を満喫するならガイドブックは必携!
オシャレなお店はもちろん、SNS映えするスポットも。
美しい糸島の写真も満載なので、試し読みするだけでも価値がありますよ。