
熊本地震から間もなく丸6年が経とうとしていますが、熊本城に与えたダメージも大きいものでした。
テレビなどでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
あれから熊本の街は復興へと向かっています。
徐々にですが、熊本城の特徴である天守閣もかつての形を取り戻しつつあります。
間もなくソメイヨシノが開花しますが、熊本屈指のお花見スポットでもある「熊本城」。
満開時は大勢の人が訪れます。
復興しつつある熊本城を眺めつつ、食べ歩きはいかがですか?
熊本城の特徴と言えばコレ
「熊本城」は日本三大名城のひとつ。
熊本市中心部にあり、市民のシンボルとして親しまれています。
櫓や塀などの建造物が国の重要文化財にも指定されており、歴史やお城ファンだけに留まらず、一年を通じその美しさ目当てに観光客でにぎわっています。
熊本城の特徴①;天守閣
特徴といえば、近世の城郭のシンボルともいえる天守。
熊本城天守の最大の特徴は、大天守と小天守の2つの天守が連なっているところでしょう。
熊本城で名高いのが石垣で、三重六階地下一階の大天守、二重四階地下一階の小天守を支える天守台や、第三の天守ともよばれる宇土櫓を支える石垣には、扇の勾配と言われる技術が施されており、見る者を圧倒します!
熊本城の特徴②;桜の名所
熊本城のもう一つの特徴と言えば、桜です。
熊本城は桜の名所としても知られており、坪井川沿いに建てられた長塀は国の重要文化財にも指定されています。
本丸跡一帯が公園となっており、多くの史跡を公園内に見ることができます。
ただ、現在は熊本地震の影響で立ち入りが制限されており、復旧工事中のため遠巻きに見ることになってしまいます。
石垣が独特であるため工事に時間を要し、完全復興には約20年を要するのではとも言われているようです。
熊本城で食べ歩きにおすすめのお店3選
熊本地震により、現在多くの場所が立ち入り禁止エリアになっています。
二の丸広場や加藤神社、その周辺から天守閣や櫓などを見ることができます。
新たなルートとして、2020年春には西櫓御門~東竹の丸方面の特別見学通路が完成予定で工事が進められています。
熊本城で食べ歩きをするのであれば「桜の馬場・城彩苑」の中にある「桜の小路」はいかがですか?
①熊本城の食べ歩きスポット、桜の小路への行き方
桜の工事は熊本市街地にあり熊本城からは交通手段が2つあります。
- 熊本城周遊バス(しろめぐりん)で約23分(運賃:大人150円、小児80円)
- 熊本市電 熊本駅前電停~花畑町電停または熊本城・市役所前電停約10分(運賃:大人170円、小児90円)
②食べ歩きにおすすめのお店3選
「桜の小路」には23店舗の熊本県の海の幸、山の幸が揃っていますので、ここだけで熊本県の主要グルメを楽しめるの間違いなし!
1度では回り切れません。
着席やお土産店舗が多く、食べ歩きの店舗は少な目ですが、いくつかご紹介しましょう。
天草海食まるけん;クリーミーでサクサクな「うにコロッケ」
天草海食まるけんの「うにコロッケ」。
ウニコロッケ! (@ 天草 海食まるけん in 熊本市, 熊本県, 熊本県) https://t.co/rLF4cElUuc pic.twitter.com/bqnk4cK4md
— げいなー㌠ (@Gainer_RDM) August 31, 2019
熊本の県南に位置する天草は海産物が豊富。
特にウニは名産物です。
サクサクした衣に、とろっとしたクリーミーなウニの味。
食べ歩きにピッタリです。
小腹が空いたときにもオススメ。
ちなみにお値段は、「うにクリーム プレミアム」(390円・税込)、「うにコロッケ(じゃがいも・クリーム)」(260円・税込)です。
いきなりやわたなべ;熊本名物いきなり団子
「いきなりやわたなべ」では、熊本名物「いきなり団子」が食べられます。
午後演舞間に合った(*°▽°*)
特設ステージでの為虎添翼。じゃんけん敗けてノベルティは貰えなかったけど、次の打ち合わせに向けていきなりやわたなべさんの桜いきなり団子で補給! pic.twitter.com/sdUW4RMy2T— 赤馬096 (@akauma096) March 24, 2016
サツマイモと案を団子側に包み蒸しあげたもので、こちらの店舗のものは一つひとつ手作りというこだわり。
食べ歩きにもいいですよね。
城彩苑限定の安納イモ入りのいきなり団子もあります。
黒あん・白あん、春限定の「桜(安納イモ)」、抹茶(黒あん)、紫(黒あん)、チーズ※豆乳入り、もちもち姫などがあります。
お土産や迷ったら全種セット買いもオススメ。
他にも紫イモが入った「ひめひめクリーム」(300円・税込)や、芋入り団子が入った「いきなりぜんざい」(500円・税込)なども販売されています。
TENTE;オニ盛りソフトクリーム
TENTEは果物を使った生ジュースやスムージーのお店です。
食べ歩きなら、期間限定2~4月頃までは熊本県産のいちごをふんだんに使った「オニ盛りソフトクリーム」がおススメ。
何したんでしょうかね?確実に言えることは、#きくちくん か、オニ盛りソフトクリームが中東の方々に引っかかったのかですね。もしや、#ひごまる なのか? pic.twitter.com/Y7SAfVav75
— 彼は誰時のデッドリードライヴ (@del_soul) April 23, 2017
どこから食べたらよいのやら困る位…これはインスタ映え間違いなし!!
5月から夏にかけては数量限定「熊本県産メロン半玉ソフト」が登場。
大胆に半切りにしたメロンからアイスクリームがこんにちは!またしてもインスタ映え!!
熊本はスイカやメロンの生産地でも有名!
「道の駅七城メロンドーム」がある位なんですよ。
熊本城の入場料を割引する方法
震災から復旧の進む熊本城で、令和元年10月より「特別公開第1弾」(原則 日曜・祝日限定)を開始しました。
(第一弾ですので、公開エリアなど今後第二段・三弾と復興状況により変更になります)
①熊本城の入場料と公開時間
熊本城の入場料と公開時間は次の通りです。
公開時間 | 9:00~17:00(最終入場16:30) |
通常入園料 | 高校生以上500円
小中学生200円 未就学児無料 |
- 免除(無料)となる方は手帳などの証明書提示が必要になります。
- 熊本市内の小中学生
- 各種障害者手帳を交付を受けている方
- 熊本市民で65歳以上の方
- 熊本城種手形を交付された方
などにあたります。
②熊本城の入園料を割引する方法
熊本城、わくわく座、熊本博物館を利用するなら、共通券が断然おすすめです。
2館共通券(熊本城・わくわく座) | 高校生以上600円
小中学生200円 |
3館共通券(熊本城・わくわく座・熊本博物館) | 高校生以上900円
小中学生300円 |
2館利用で通常料金だと、大人で熊本城で500円、わくわく座で300円、合計で800円のところが、600円と200円割引になります。
3館利用で通常料金だと、高校生で熊本城で500円、わくわく座で300円、熊本博物館で400円、合計で1200円のところが、900円と300円割引になります。
③城主になれば入場料が無料に!
熊本城主手形があれば、熊本城の入場料が無料になります。
熊本城主手形届いた\(^o^)/。 pic.twitter.com/ZpFdL346X9
— M-6(m'rock・エムロク) (@M___6) March 25, 2018
「熊本城主手形」とは、個人で寄附をされた城主の方に特典を受けることができる優待証「城主手形」のことです。(寄付金額により1~10年間の有効期限あり)
この手形があれば、熊本城でも入場無料になります
「城主手形」を所持している方は、熊本市が管理する施設へ無料入場、熊本県物産館でお買い物代金が5%オフ、「城主手形協賛」店舗で特典が受けられます。
1口(10,000円)から受け付けていますので、これを機に城主になるのも良いかもしれませんね。
まとめ;熊本城の特徴は天守閣と桜!四季折々の自然を満喫しながら食べ歩きも楽しめる
この記事では、熊本城の特徴と食べ歩き、入場料を割引する方法について解説しました。
最後に重要なポイントを箇条書きで紹介しましょう。
特徴①天守閣;大天守と小天守の2つの天守が連なっている
特徴②桜の名所;坪井川沿いに建てられた長塀は国の重要文化財
■熊本城の食べ歩きスポット桜の小路
食べ歩きにオススメ①天草海食まるけんの「うにコロッケ」
食べ歩きにオススメ②いきなりやわたなべの「いきなり団子」
食べ歩きにオススメ③TENTEの「オニ盛りソフトクリーム」
■熊本城の入場料を割引する方法
①共通券の利用で最大300円割引
②熊本城主手形で入場料無料
以上がこの記事の重要なポイントです。
現在復興中の熊本城ですが、食べ歩きが楽しめる「桜の馬場」のある熊本城一帯は桜の名所です。
夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の姿が楽しめます。
風情豊かな街、そして復興へ向かう熊本城を眺めつつ、熊本の名産品の数々に舌鼓してみるのもいかがでしょうか。